POLARTEC®ALPHAを選択する意味
冬のアクティビティーに必要な保温性を確保しつつ、程よい通気性があり蒸れにくいジャケットがALPHA ML JACKETです。
インサレーションに使用しているのは、POLARTEC®ALPHAというハイテク中綿素材。

通常の中綿は、繊維を寄せ集めて形成されていますが、このALPHAは基布を起毛させた構造になっています。
その為、綿の繊維が抜けにくい。
これは、動的なインサレーションジャケットを作る上で大きなアドバンテージがあります。
通常の中綿は、綿の繊維が噴出さないよう不織布で挟み、密度が高く織られた生地を使う必要があります。
着用シーンが激しい運動を伴わない、静的なインサレーションジャケットであればこれで良いのですが、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ、解禁直後まだまだ寒い時期の渓流釣りなど・・・
継続的な運動量のある冬のアウトドアシーンでは、止まっている時は暖かくても、運動量が増えるとジャケット内部に熱がこもってしまい、暑くて不快になりジャケットを脱ぎたくなったり、汗をかけばそれが冷えて汗冷えを起こすこともあります。
ALPHAに関しては、噴き出しの心配がほぼ無いので、不織布で挟む必要もなく、表生地や裏地を自由に選択できる。
作り手としては、使用するシーンの気候や温度帯、運動量に対して最適な表地や裏地を組み合わせることで、蒸れにくく必要な保温性のある、常に快適な着心地の一枚を設計することができる中綿素材といえます。
このALPHA ML JACKETには、表地に適度な通気性があり、テフロン加工を施したストレッチ性のある50デニールのポリエステル生地を使用しました。

この生地は、ストレッチ性が高いため、立体的なパターンと組み合わせたことで驚くほど動きやすく快適です。
また、薄すぎない適度な厚さを持たせることで耐久性にも優れています。
テフロン加工による撥水性は、持続力が高く雪や雨にも高い耐候性を発揮してくれます。
そして肝心な裏地には、部分的に通気性の高い吸汗速乾生地を使用してあります。
ジャケット内部の熱や蒸気、汗は、この吸汗速乾生地のパネルを通り、ALPHA層で滞留しながら余分な熱や蒸気は表地を通過してジャケットの外へ放出されていきます。
このように、表生地、中綿、裏地の組み合わせを最適化したALPHA ML JACKETは、アウターとしてもミッドレイヤーとしても優れた一着に仕上がりました。